雇用・採用のお悩み

誰を選ぶかで仕事の伸び率や発展具合が変わり、その人材を選ぶのも人です。

読み解き

ご相談対象者様を1人ずつリーディングしたところ、ご相談者様である経営者様との相性も大切な情報になると思います。

この3名の中で相性が良いのは、38歳男性。

経営者様も技術畑でいらっしゃるということと、なによりも研究熱心な性格。

このことから話に花が咲くようなやり取りが出来ることから、信用信頼が結びやすい関係です。

しかし、今回のご相談内容のポイントは『指導者としての力とトラブル時の対応』

お話を伺ったところでは、指導経験者である48歳男性が有力ですが、その方の性質が経営者様とは考え方のズレがあります。

そして、42歳女性に関しては、知識豊富で従業員を引っ張っていく実力はありますが、技術的な経験の浅い部分で皆がついてくるかどうかという不安があります。

相性の良い38歳男性は、技術知識に問題はありませんが、コミュニケーションが苦手で人前での発言や注意することに躊躇する傾向が見受けられます。

では、魂から見た3名の特質はどうでしょう。

48歳男性は、得意なこと以外はやりたくない節があり、指導者としての発言力はありますが自分本位で身勝手な部分を実力としています。

38歳男性は、コミュニケーションは苦手ですが、真面目で研究熱心。聞かれたことに対して根気強く付き合える精神力の高さが見受けられます。

ただ、嫌なことに対しての免疫力が弱く、このような状況になると口をつぐみがち。

42歳女性は、何事にもチャレンジ精神があり、プレゼンで目を見張るものがあるという言葉通り、細かいところにまで配慮出来るキレものです。

独特の感性で周りを繋げ引っ張っていく実力派。責任感もあり努力家です。自分の弱さを知っているからこそ、人を見下したりすることがありません。

ただ、内面は繊細で神経質なところがあるので、精神的な不安を拭い去るのに時間がかかります。

その後の変化

結果を元に、3名から42歳女性と38歳男性を採用するように検討してみるとのことでした。

その後、経験者様からご報告いただきました。

結果、42歳女性を指導者としてのポストに。

38歳男性は、42歳女性のサポート役として従事してもらうようお二人を採用され、今後の開発部署の拡大に向けて邁進していきます！とのことでした。

まとめ

二人採用したら2倍の人件費がかかるにも関わらず、足りない部分を補うという視点を見出し、お二人を選ばれた経営者様の視野の広さと柔軟さに感銘を受けました。

ありがとうございます。