鑑定内容
『パワハラ・モラハラ・セクハラ』についてのご相談
初めまして。
私は36歳会社員 女性です。
今年4月に部署替えがあって、今の上司にイジメを受けています。
以前の部署では人間関係は良好でした。
イジメの内容は、
上司の機嫌が悪い時に怒鳴られ、ほぼ毎日罵声を浴びせられています。
そして、私のような容姿の者がいると社員の士気が下がると顔を合わせる度に言われています。
それから、上司に用事があり話をしに行くと無視されるために仕事が進まず、周りの社員からも白い目で見られ、しまいには上司に怒鳴られ、最近は人格否定までされています。
私が何かしたのであればわかりますが、そのような記憶はありません。
上司にイジメの理由を聞いても答えてもらえず、存在自体を否定されている毎日です。
周りに相談しようにも誰にも話を聞いてもらえず、以前の上司に相談しましたが、部署が違うので力になれないと言われました。
課長に話をしようにも上司と一緒にいる所をよく見かけるので話しづらく、四面楚歌状態です。
以前はやり甲斐もあり充実していましたが今は青天の霹靂の状態で、退職も視野に入れています。
今後の傾向と対策、気持ちをどこに置けば良いか、良きアドバイスよろしくお願いします。
辛い日々を送られていますね。
毎日怒鳴られ否定されることに、心も体も疲れていることと思います。
では、今後の流れや対策を鑑定で読み解きお答えしていきます。
読み解き
ご相談者様が受けている状態は、正しく《ハラスメント》と呼ばれる嫌がらせです。
では、どこがハラスメントの対象なのか整理してみました。
と、ハラスメント被害に遭っています。
会社によってハラスメント被害の対処方法は違いますが相談内容からも見受けられるように、直接上司や上役に相談しても解決の糸口が見られないので、ここはお二人から見える特性を通して解決方法を探っていこうと思います。
ご相談者様は、立場や権威にひれ伏すことなく正しいものを正しいと言える芯の強さがあります。
また、自分に対しても責任を持てる方ですので、間違いをその場で正すことのできる誠実さも持ち合わせています。
一方、お相手の上司は、立場や権威に脆く人を見かけで判断し、立場の弱い者に対しては横柄な態度で接し、権威ある人物の前では猫を被り自分の本性を隠します。
地位や名誉にしか興味がなく、正義感や責任感というものとは縁遠い身勝手さが鼻をつきます。
というように、真逆なお二人ということがお分かりになると思います。
ご相談者様は、上司にはない誠実さと責任感の持ち主です。
その表れが前の上司に相談されたり周りの方に相談し、ご自身の非を認める努力をされました。
これがお持ちになっている芯の強さの表れです。
どんなに蔑まされたとしても自身の意思を曲げることのない強さがあり、そこには誠意があります。
これだけの特性をお持ちのご相談者様ですので、ご自身にしか出来ないことがあることにお気づきでしょうか?
このことを踏まえ、今後どうしていくことが良いのか紐解いていきましょう。
まずは勇気を出して課長に相談することをお勧めします。
ご相談者様の行動は、周りに勇気とキッカケを与えます。
周りの方が話を聞いてくれなかったことにも理由があり、それは自分の保身です。
イジメに遭っている人の肩を持つことで、自分の身に災いが降りかかるのを恐れての行動です。
このような状況を打破出来る強さがご相談者様にはあります。
やるべきことをやってから状況を把握し、そこからご自身の進退を考えても遅くないでしょう。その後の変化
相談後意を決して課長に相談しようと考えましたが、直接社長に直談判したそうです。
その結果、社内のイジメ調査が始まり、上司に嫌がらせを受けていた人が次々と出てきて、結果、上司は左遷させられたそうです。
このことからご相談者様は会社を辞めることなく、今は新しい上司も含め同僚たちと友好的な関係を築いているそうです。
★お客様からの感想
相談を受けてからしばらく悩みましたが、どうせ辞めるならやられっぱなしよりとことんやられた方がマシと思い、まずは上司に話をしに行きましたが、結果は想定内の無視でした。
その足で課長に話をしに行こうと思いましたが、中途半端なことをするよりもトップに話を聞いてもらいたいという思いが強くなり、迷惑と思いつつもアポを取らせてもらいお話しすることが出来ました。
その結果、社内調査が始まり上司は左遷になり今はみんなと平穏な日々を過ごしています。
今回の鑑定がなければ自分の特性や性質をわかることなく、自暴自棄になり勝手な思い込みで職を失う所でした。
これからは勇気を出すことで誰かの役に立てる自分がいることを知ったので、自信を持って過ごしていこうと思います。
相談してよかったです。ありがとうございます。
まとめ
自分を知るということは、魂が学び経験してきたことを知るということ。
自らの内面にある気づきは、その時に得る事象や現況に直面した時にしか気づけません。
辛い苦しいは魂の学び経験と言われていますが、その経験を思い出すことにも辛さ苦しさはあります。
今回は、元々の芯の強さがあり、正しいものを正しいと言える勇気をお持ちだったことも手伝っての結果だと思います。
自分を信じるということの大切さに、改めて感銘を受けました。