鑑定内容
『運気のタイミング』についてのご相談
46歳 会社経営者です。
今まで、運良くあまり困ることもなく堅実に会社を経営してきましたが、最近になってサイクルが変わってきた傾向が見られるようになりました。
運が落ちてきているのか、様々なことでタイミングがずれてきているような感じを受けます。
物事には運気やタイミングは付きものとは思いますが、運気の流れやタイミングの捉え方や掴み方など、コツがありましたら教えていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
運気・タイミングをどのようにして捉え掴むのかを鑑定しようと思います。
読み解き
運気の流れやタイミングの捉え方・掴み方を知りたいとのことですが、人にはそれぞれの運気というものがあります。
運とは、自らの意思や努力ではどうしようもない巡り合わせです。
良いことがあれば『運が良かった』『運を掴んだ』と判断し、悪いことがあれば『運が悪かった』『運を逃した』と、よく聞くと思います。
この『運』ですが、「運命」に基づく流れを持っており、その流れに添い行動する時が「タイミング」になり、それが《運気》になります。
その運命のタイミングを知っているのは、自分だけ。
また、この運命は『魂』が経験してきたことです。
ですので、運気のタイミングとは、『今がチャンス』という魂からのサインです。
サインを読み取るのは『直感』
このサインを読み取るのは『直感』。「もしかして?」という第六感です。
今まで経験してきているにも関わらず、違和感を覚えた時や今まで経験をしたことがなく興味を持った時に感じる高揚感。
このような時に『運気のタイミング』は目の前にあります。
これらを逃すということは、自らの経験に慣れがあったり、「まぁいいだろう」という気持ちに甘えがあった時です。
相談者様は、「あまり困ることなく堅実に会社経営をしてきた」ということですので、今までの経験から違和感を感じていながらも『なんとかなるだろう』や『違和感は気のせい』と、自らの経験に慣れ、思考に甘えが入ったことで変化に気づかず、順調だった経営に影が見え隠れする様になったのではないでしょうか?
周りを見て順調でも、最後に信じるのは自分の『勘』です。
この勘こそが運気運命の源である『直感』です。
運気のタイミングは、ご自身の直感を信じ、どんなに小さなことでも見過ごすことなく、違和感や興味を持つ自分と向き合うことです。
毎日同じことの繰り返しだと、怠慢になりやすいものですが、今回を機に気持ちを引き締め、自らと対峙することをお勧めします。
その後の変化
その後、自らの考えや行動に向き合うことで、小さな変化にも対応出来る様になったそうです。
今まで見過ごしていたことや周りに目を向けられていなかったことも反省し、初心に返ることで気持ち新たに事業に向き合うとのことでした。
★お客様からの感想
自分と向き合うということを忘れていました。
自らの会社なのに、働いてくれている従業員任せの部分があったりと怠慢だった自分に気づくことが出来ました。
これからは自分の勘を信じ、違和感を見過ごすことなく、傲慢にならぬよう常に初心を忘れずに公私共に精進しようと思います。
会社経営者 46歳
まとめ
誰しも慣れることで甘えから見過ごすことはあります。
それが日常になると、上手くいかないことを何かのせいにしたり、無理に期待したりと本来進むべき道を外してしまいます。
常に自分と向き合うことで、小さな変化に気づき正しいと思う道に迷いなく進むことが出来ます。
そこには必ず「直感」があり、勘を頼りに動いたことで成果を上げ、自らの自信に繋がります。
間違いは、気づいた時にしか正すことは出来ません。
運気のタイミングが掴めなかったではなく、そもそも自分と向き合うことを忘れている時点で、『運気のタイミング』を掴む気がないとなります。
そのためにも『変化に気づくこと』を実践してみることが大切です。
今回のことで、やる気だけあっても人任せにし自ら行動に移さないことは、運気もタイミングも目の前には現れないことを相談者様も理解出来たと思います。