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祈願・祈祷・浄化・厄祓い

鑑定内容

『祈願・祈祷・浄化・厄祓い』についてのご相談


こんにちは。初めてご相談させていただきます。

最近の話ですが、時間があれば神社仏閣に寄り気持ちの整理をすると共にその場の空気に触れ、リフレッシュすることが日課になりました。

そこで、疑問に思ったことがあるのでお伺いします。

神社で行う「祈願祈祷」はどのような意味があるのでしょうか。

また、浄化をすると良いとよく聞きますが、本当の浄化とはどういうものなのでしょうか?

厄年にはお祓いをすると厄祓いになると聞きますが、厄とは何か。

また、厄祓いの意味と効果を知りたいです。 


ネットで調べてある程度のことは理解しましたが、琴さんたちが行う「祈願・祈祷・浄化・厄祓い」の方法も併せて教えていただけたらと思います。

よろしくお願い致します。


  • ご相談者様 28歳女性

知っているようで意外と知らない祈願・祈祷・浄化・厄祓い。

様々な言われがありますが、『祈願・祈祷・浄化・厄祓い』についてひとつずつ説明したいと思います。






祈願について

一般的な「祈願」とは、神や仏に願いを込めて祈ること。文字通りですが、ご祈願には色々なルールがあります。


聞いたことがあると思いますが、「試験に受かりますように」というような『〜ように』という願【がん】(願い)をかけてはいけないとなっています。

その意味は、願いが叶わなかった時は神に願いが届かなかったのではなく、「自分の努力を怠った結果」ということからです。

神や仏に願をかけるときは、『神仏への自分との約束』と覚えておくと良いでしょう。

そして、私たちの祈願方法ですが、私たちが願をかける時いつも気をつけていることは、「決して取引をしない」ということです。

例えば、ご家族や大切な方が事故やケガをした時。

自分が変わってやりたい!と思うことがあると思います。

このような時に、「自分が犠牲になって痛みを引き受けるから治してほしい。。。」と願掛けすることが取り引きになります。

このような取り引きは、相手の魂が乗り越える試練を代わりに請け負うことで、請け負った側に大きなペナルティが訪れます。

ですので、ご自身が大切にしている方が怪我等で辛い思いをしている時は、早くその時間が去るようエールを送る気持ちでご祈祷に臨んでください。


祈祷について

祈祷とは、「神仏ともに自分の願いを伝えてその加護が受けられるように祈る行為」とあります。

宗教上の考えから祈祷という行為がないところもあります。

祈願と似たような感じですが、

  • 祈祷は、神道の場合は神主や祈祷師、仏教の場合は僧侶が行うこと。
  • 祈願は、自分自ら神様に直接お願いすること。
となります。

私たちの行う祈祷…

神主や僧侶が行う作法とはやり方が違うだけで、内容はほぼ一緒です。

そこには神や仏の力もお借りして祈祷を行います。


浄化について

浄化とは、汚れや悪を取り除き、清浄・清潔にすることです。

今は特に、人や物、空間等様々なシチュエーションで浄化は必要とされています。


浄化するものによってやり方や扱い方が違いますが、本当の浄化は「自分自身」にあると言われます。

見かけや外見ばかり綺麗にしても心が汚れていると、扱う者の穢れがその物だけでなく生活全般において影響を及ぼします。


物を乱雑に扱ったり悪口ばかり言う人とは関わりたくないですよね。

物を大切にすることや優しさは勿論ですが、思いやり・褒める・応援したりと日々の心掛けが大切なのと同時に、人にも自分にも笑顔でいることが一番の癒しで浄化です。

心からの優しさ思いやりから出る笑顔は、その場の雰囲気を和ませてくれます。


私たちの行う浄化…

上記のような内容の他、本来無かったものがあったり、あったはずのものが無くなっていたりを根底から調べ、整えることで見えてくる本質から浄化します。

★例えば

パワーストーンと呼ばれる天然石や鉱石は、何千年何百年の月日を山や岩の間で眠ってきました。

何らかの作用で石となり、長い年月誰の目に止まることなくひっそりとその場で過ごしてきていますが、人の手によって掘り出された瞬間から本来の形やエネルギーは失われ宝石として扱われています。

本来持つべき失われる前のパワーを元の状態に戻すこと。これを浄化としています。

人々の捉える浄化の意味とは少し違った視点での浄化を私たちは施しています。

これを清浄化といい、物は勿論のこと、空間や体や心を目に見えない部分から浄化し整えることを中心に行います。

お客様からの感想


今までは、お祓いをしてもらったらそれで災難には遭わないと簡単に考えていましたが、そんなことはないということに気付かされました。

神頼みはあくまでも神頼みで、自分の身の回りに起こっていることは嫌なことも全て生きていく上で必要なことですよね。

神社やお寺に行くことで気持ちがスッキリするのも、空気感に浄化され、ただリセットして心新たに毎日を過ごせると捉えていました。

知っているつもりだったこともより詳しくわかり、また琴さん達がどのような形でやっているかがわかりとてもためになりました。

特に琴さん達の考え方は一般の情報よりも濃く、より深く相手のことや状況や様々なことを考えた上での方法だと知り、物事を簡単に捉えがちな自分に気付かされました。これからは気持ち改めお参りしようと思います。



まとめ

祈願祈祷や厄祓いは、お参りをしたら難は自分には来ないと思われがちですが全ては受け止め方です。

神社やお寺に参拝しなくても良いことはあり、悪いことは起きます。

それらをどう受け止めるかで心の在り方が決まります。

悪いことは自分には起きない!という考え方が、嫌なことや思ってもいないこと、また、自分には訪れるはずのないことなど悪いと言われることに遭遇した時に、悪を過大評価することとなり落ち込みます。

人は誰しも失敗するために生まれ、失敗から学ぶ。

この言葉を聞いたことがあると思いますが、失敗することは恥ではありません。

嫌な経験を『学び』として考えられるかそうでないかの違いであり、考えられないのは自分のこだわりです。

誰でもこだわりはあります。

こだわりの一例として、

  • 失敗したくない
  • 何も出来ない人と思われたくない
  • 野菜が苦手
  • 歩くのが嫌
  • 考えることが得意ではない
  • 掃除が嫌い

など、”苦手”や”嫌”という否定や、”出来ない””やりたくない”という制限は全てこだわりです。

そんな自分から少しだけ抜け出し『やってみようかな。。。』という気持ちを持つことが出来た時。

経験したことがないものに対して失敗はつきもの!という言葉を受け入れるために、心に安心を与える後押しが欲しいというのが本心ではないでしょうか。


誰かに相談することが出来たらその人が応援してくれることで勇気も持てますが、特にプライドが高い人や自分以外を信用しない人、不安を抱えていることを知られたくない人には、神様や観音様、守護霊という目に見えない存在が心の支えになります。

全ての不安を解消し安心や勇気を手に入れられるのが神社仏閣という場所です。

手を合わせる行為は、自分の心と考え方を一つにするという意味があります。それは、神仏を通して自分との約束をしていることになります。

祈願祈祷は自分や自分を取り巻く人たちへの幸せを願い、お祓いは自分が災難に遭った時に、それを目の当たりにする人たちに不安や悲しみを与えないよう、浄化はいつも身や心を美しく、心から感謝を伝えられる清い想いで相手に接することが出来るようにという儀式です。


祈り願うことはどこにいても出来ます。

お祓いはこだわりを捨てること、不安を取り除くことで悪から解放されます。

ですが、目に見えない存在や影響からの不安を全て取り除くことは出来ません。

祈願祈祷等は、そのための儀式・作法であり心の安定であると覚えていただけたらと思います。

 

余談ですが。。。

『手を合わせる』とは、この体で経験した全てを心に刻むこと。


赤ちゃんは生まれる時に手を握って生まれ、そして、天寿を全うし天に召される時は手を組みます。


これは人の一生の形を表現したものです。

握った手の中には一生分の幸せがあり、その幸せを心に刻み胸の前で手を組み生涯を閉じる。という仏教の教えですが、

握り締められた幸せは開いた瞬間から愛と感謝になり、生涯を終えた時は愛と感謝という幸せを胸に旅立つ。
ということです。

握られた手に託された運命は、開いた瞬間から幸せの源である愛と感謝を手にする生涯の始まりとなります。

そこには嬉しい楽しいは勿論のこと、辛い苦しいもあります。

この体で経験したこと全てを、魂の学びとして次の未来へ持ち帰るために今があります。

その経験のひとつひとつを心に刻む形が「手を合わせる」ことです。


「手を合わせる」ということは、

自分の生涯の一部を心に収める形として自ら表現している。ということも併せて覚えておくと、今後参拝した時にまた違った感慨深いものがあるかもしれませんね。

日本古来から皆、願い・想いを叶えるために『手を合わせる』という行いをしてきました。恥じることなくいつも心の中でも行っていただけたらと思います。