前回は『福禄寿様』のお話でした(^^)
今回は『寿老人様』のお話✨
長寿延命の神様として有名な『寿老人』
一説には『樹老人』と表記されることもあるとか(^^)(そりゃ長生きだ〜🤣)
また、富貴長寿という利益からも連想できるように、ただ長生き出来るだけでなく、富を携えた長寿をもたらす神様として愛されています。
寿老人は福禄寿と共に、『南極老人星の化身』と考えられています。
一説には、中国の聖人学者であった「老子」が昇天して南極老人星になった…という道教の思想が影響しているのでは?と考えられているそうです。
福禄寿と同じ頭の長さは、福禄寿と同じ
『智慧者ほど重い頭を垂れるべき』という意味が込められ、人徳のある老人は、
「頭が良く広い見識と礼儀を兼ね備えている
もの」
だからこそ、「福徳」の神様と呼ばれています。
寿老人は「金運」とも深い関わりがあり、
老人特有の謙虚さや智慧者特有の合理性に徹した質素倹約。
つまり、賢い老人こそ金運に恵まれると解釈されているからこその金運の持ち主なんです。
こんな『寿老人様』のご利益は、
富貴長寿
金運
智慧授け
身体健全
福徳円満
家庭円満
厄払い
そんな『寿老人様』から聞いた琴のお話。
ただ長生きをすることだけがいいことではない。
長生きをすればするほど智慧は勝手に
ついて回る。
世の中の情勢や近所の噂話は役に立つようで、
興味のない者にしたらなんの足しにもならん。
金の使い方がわからない者には金から離れていくように、持つべき者の気持ち次第。
金を貯めたければ智慧をしぼれ。
金にしたければ智慧をつけろ。
ひとつひとつ溜めていく智慧の中に生きる答えがあるように、その智慧を独り占めせず、出し惜しみせず共有することで、皆が潤い自分も潤っていくもの。
そのためには健全で素直な心が必要じゃ。
心が健康であればなんでも出来る。
心が安泰であれば人は勝手に寄ってくる。
そこに一粒の智慧を入れることで増えるのが金。
智慧を持たずマネだけしても、それは人のもので自分のものではない。
円満になりたければ、我を出さず相手の言葉動きを見逃すな。
そこには自ら求めている「策」のヒントがある。
そこから学び手にするものこそが智慧というもの。
『智』は人から与えられ、賢くなること。
『慧』は人から与えられたものに恩で施し与えること。
与え与えられて『智慧』になる。
信用信頼も同じこと。
智慧をつければ皆円満。
自分だけのものにする『我』を捨てれば
なんのことない『智慧』は勝手にやってくる。
学び考え教えることで互いの感謝は生まれる。
そこに残るものこそ愛そのもの。
愛とは与え与えられ幸福に導かれる最高の
『智慧』のつけ方。
ということです✨
ふ…深い😱
次回は、今までの七福神様たちの『まとめ』✨