前回は『弁財天様』のお話でした!
今回は『福禄寿様』のお話✨
福禄寿様は、名前にもあるように
『長寿』の神様です。
七福神にはもう一人長寿の神様として『寿老人様』が存在していますが、違いは後ほど。。。
福禄寿は『仙人』がモチーフになっています。
長い頭 長い顎髭 大きな耳たぶ
が特徴です。
左手に宝玉 右手には巻物をくくりつけた杖を持つ姿が特徴的で、『正徳人望』の神様として信仰されています。
中国発祥の神様で、南極老人星の化身として中国の村や街に住んでいたと言い伝えられ、そこから日本に伝わり七福神として非常に有名な神様になったということです。
福禄寿には、名前を形成している漢字それぞれに意味があります。
「福」は幸福
「禄」は財宝
「寿」は長寿
ここでの幸福は、ありとあらゆる幸せなことではなく、福禄寿における幸福とは『子孫』が生まれること。
この三つの願いは、中国三大宗教である道教の願いと一致しています。
このことから福禄寿のルーツは道教にあると考えることができます。
福禄寿と寿老人は非常に似ており、長寿のご利益や中国発祥の神様であるということ。
ですが、明確な違いがあり、それはなんと
『見た目』😅
どちらも仙人がモチーフですが、福禄寿の大きな耳たぶが特徴に対して寿老人は
『桃や鹿を従えている』
という特徴があります。
『見ればすぐにわかる!』笑
こんな福禄寿様のご利益は、
子孫繁栄
金運
健康長寿
良縁祈願(結婚・人間関係・人間関係の悩み解決・進学・就活・婚活)
学術向上※
※智慧者は頭が垂れるという言い伝えがあり、賢い人は頭が重くなり下を向くという意味から、頭が大きいほど智慧者という意味から。
そんな『福禄寿様』から琴が聞いたお話✨
学力だけが全てではない。
人は人から学ぶことが大切。
そこに少しだけの知恵と努力が有れば
誰しも生きていける。
仙人も、山を登り川を下り大海を目にした時、
初めて世界というものを知った。
どんなに頭が大きくとも目にしていないものはわからぬ。
見て知って、聞いてわかることがなによりも変え難い智慧というもの。
目先のことにとらわれず、まずは沢山の『知りたい!』を持ちなさい。
同じ人間でも見ているもの聞いていることは
全て違う。
目の前にいる者
教えを乞うてくれる者
目に見せてくれる者
聞かせてくれる者
これら全て、自分が知り与え確認出来る良い機会じゃ!
チャンスは自らが手に入れるものであり、
施されるものである!
独りよがりではいかん。
持ちつ持たれつ。
知らない者には知っている者が教え、
知っている者も知らない者から気付かされる。
逆も然り。
これらが幸福と長寿になる秘訣!
とのことです!
ホント、その通り🎵
次回は『寿老人様』のお話✨