前回は『恵比寿様』のお話でした!
今回は『大黒様』のお話{emoji:006_char3.png.ラブ}
大黒様(大黒天)といえば、
大きな袋に打ち出の小槌を持った温和な神様というイメージですね😊
実は、元を辿ると戦いや冥府(地獄)といった悪の強い神様なんです😱
日本に伝わった時には天部の神様とされていて、戦闘を司る神様でもありますが、日本では財福の神様であるという一面が強調されているため、戦闘神という認識はあまり広まっていません。
これは、大黒天がヒンドゥー教の神様で、その中でも最高位に位置するのがシバァ神です。
シバァ神は破壊や創造など様々な一面を持っており、それにあわせた姿を変化させます。
その姿を変えたシバァ神のひとつの神格である『マハーカーラ』が大黒天であると考えられています。
マハーカーラは『大いなる暗黒』という意味を持っており、シバァ神が世界を灰にする時、この姿になるとされています。
ということで、大黒天は「悪の強い神様」ということなんですね😅
また、大黒様は出雲の神様『大国主命』と同一視されています。
「大国主命」は『だいこく』と読めますよね✨
出雲では大国主命を「だいこくさん」と呼ばれています。
このことから、大国主命は大黒天の仮の姿という考え方が広まりました。
大国主命は、人々が生きていく上で必要な知恵た救いを与え慈愛溢れる神様です。
因幡の白兎のお話も、困っているうさぎを助けたのは大国主命ですよね❣️
このようなイメージが、大黒様を温和なイメージにしているようです😌
また、大黒天は『財福の神様』であり『文化を発展』させるために必要な神様です。
大黒天のご利益は、
財運福徳
五穀豊穣
出世開運
縁結び
※但し、大国主命と大黒天を同一でないという考え方もあります。同じ神様として考えないのであれば、縁結びや子孫繁栄のご利益はないということになりますので注意してください!
で、そんな大黒様から琴が聞いたお話。
「我は、人の欲に敏感。
欲の手伝いをするつもりは毛頭ない。(毛もない笑と頭を撫でてました笑笑)
自ら率先し困難を打破する勢いのある者は、我の力を自ら手にするだけ。
その先には、様々な幸せがある。
待つのではなく行動するのみ。」
とのことです!
まずは四の五の言わず動け!
ということですな😅笑