前回は『大黒様(大黒天)』のお話でした!
今回は『毘沙門天様』のお話😊
毘沙門天と聞くと、
「怖い顔した神様」
という声が聞こえてきそうなほど
威圧的なお顔が目に浮かびます。
戦いを司る「武神」として名が知られる
毘沙門天。
古代インドからの長い歴史を持つ神様です。
(そーなんだね〜😅琴知らなかったの巻💦)
毘沙門天神は、古代インド・ヒンドゥー教で
「クベーラ」と呼ばれていた神様が元になっています。
別名「ヴァイシュラヴァナ」を漢字で表すと
「毘舎羅門(びしゃらもん)」
これが変化して『毘沙門』になったそうです。
ヴァイシュラヴァナには
「すべてのことを一切聞きもらさない知恵のある者」という意味があり、毘沙門天の『天』は、
天界に住む者の総称である「天部」を指します。
毘沙門天は、古代ヒンドゥー教で金運と福徳の神だったことを引き継ぎ、日本でも財運の神様として信仰されることがあります。
イメージから、戦いや勝利の神様として鎧を身につけた武将の姿で表現されるようになり、疫病を祓い無病息災を願う神様として祀るお寺や神社もあるそうです。
右手の「宝棒(ほうぼう)」で邪気を祓い
左手の「宝塔(ほうとう)」で豊かさを授ける
と言われています。
そんな毘沙門天のご利益は、
金運
開運
商売繁盛
勝運(合格祈願)
健康長寿
厄除など。
更に、信仰すると得られる10種の福があり、
『毘沙門天王功徳経(びしゃもんてんのう くどくきょう)』というお経に書かれているものがあるらしいです😅
ちなみに10種の福とは…
①無尽の福(尽きることのない福)
②衆人愛敬の福(皆から愛される福)
③智慧の福(智慧により物事を正しく判断する福)
④長寿の福徳(長生きする福)
⑤眷属衆太の福(周囲の信頼に恵まれる福)
⑥勝運の福(勝負事に勝つ福)
⑦田畠能成の福(田畑を豊作に導く福)
⑧蚕養如意の福(家業が成功する福)
⑨善識の福(良い教えを学ぶ福)
⑩仏果大菩提の福(悟りを得られる福)
この10種を得るための真言
「オン ベイシラ マンダヤ ソワカ」
を3回、7回、21回、108回唱えると良いとされているそうです!
こんな毘沙門天様に琴が聞いたお話!
「余が強さなら、人間は信じがたい信念の持ち主。
余が智慧なら、人間はどんなことでも乗り越える。
余が学びなら、人間はそれを超える智慧を授かることが出来る。
余が人間なら、人は遥か尊い存在だろうと思う。」
肉体を持つ人間は、信念があり、どんなことでも乗り越え、学ぶ智慧がある『人』として尊敬すべき存在。
ということです!
いつまでも神に尊敬される人でありたいですね✨
次回は、『布袋様』のお話✨