今回は『家宅六神』のお話。
『家宅六神』は「かたくろくしん」と読みます。
この家宅六神は、神道における家を護る六人(六柱)※の神の総称です。
※神様は、1人2人ではなく1柱2柱と数えるそうです。ですが、ここは緩い感じで、琴は1人2人と表記させていただきます😅コトガハナセルカミサマハユルシテクレタ笑
ここから家宅六神をご紹介します。
◎家宅六神の神名と神格
☆石土毘古神(いわつちびこのかみ)
石と土の神。礎石と壁土。
☆石巣比売神(いわすひめのかみ)
石砂の神。石土毘古神と男女の対比ではないかと言われている。
石土毘古神は土を。石巣比売神は砂を司る神であるとしています、
☆大戸日別神(おおとひわけのかみ)
大戸は家の出入口。玄関の神。
門のひとつと言われています。
☆天之吹男神(あめのふきおのかみ)
屋根を葺く神。吹く=葺く
屋上の神
☆大屋毘古神(おほやびこのかみ)
葺き上がった屋根の神。
☆風木津別之忍男神(かざもつわけのおしおのかみ)
台風などから家を守る神。
お家を守ってくれる神様✨
いるというだけで『ありがたや✨』
この神様たち。
実はお家を建てるというだけで来てくれるわけではありません。
人間界でも「繋がり」というものを大切にしますが、神々にもそれはあります。
今回来てくださったのも、ある口添えがあったからなんです。
その口添えをしてくれたのは、かの有名な
『天照大神』
天照様のお口添えのおかげ✨
そして、家宅六神の神様たちにお話を伺いたかったのですが、天照様からのご紹介でご縁を結ぶことができた方々ですので、直接お話することは失礼ですのでできませんでした。
残念ですがご紹介のみとなります。
神様の世界のルールとして、
『どのような成りをしていても、神は神として敬意を表すること。
神は崇め奉られ神として存在しているため、紹介で縁を結ばれた神と会話出来るのは紹介者のみ。
もし話をしたければ、その神が祀られている神社仏閣に足を運ぶこと。』
というのがあります。
今回、家宅六神の神様がいらっしゃる場への参拝はしていませんので、お話を伺うことを控えさせていただきました。
ただ、地鎮祭後の土地浄化施術で
(正式には、土地浄化による浄霊昇華結界厄祓い悪霊怨念封じ想念消滅守護神祭祈願祈祷施術)
家宅六神様の会話は聞けました!
誰が何を言っているか、また誰が誰なのかわかりませんが😅笑
そのご様子のみお楽しみください♪
地鎮祭の日。
天照大神が『では神々を呼びましょう』という声と共にやってこられた家宅六神の神様たち。
第一声が、
「ようやく呼ばれた!!!」
「いやいや久しぶりの大仕事。やり方忘れてるんじゃないの?〇〇よ?」
「それはこっちのセリフ。△も久しぶりじゃねぇ!」
「いや、〇年前に会ってるや!」
「や?って会ってたかや???」
「年取るとみんな覚えてたことも忘れて、わしら長生きしすぎじゃねぇ笑」
「いやいや年を取るのは人間だけ。わしらは年は取らんし。」
「じゃあ、なんでヨボヨボなんじゃ?」
「そっちの方が貫禄あるじゃろ?なんたって神じゃ。」
「どうせ見えないんじゃから、もっと若々しく生き生きして現れたらいいんじゃ?」
「昔々のものは、これでいい。若々しく元気な様では見ないといけないものが分からず周りが見えぬゆえ。それと、あまり若すぎると信用に欠ける故。笑」
「いいこと言うねぇ□よ。」
「それにしても今日は良き日じゃ。天照も張り切り過ぎじゃ!こんなに天気が良いと人間皆干上がるぞよ笑」
「それには及ばぬ。水も酒も全ての物がきっちり準備されておる。松の葉まであるではないか!これぞご馳走。良き香りじゃ。」
「人のやることは足りぬことが多い。それだけ我が身がかわいい者が多い証拠。我ら神の仕事が減っても仕方がない。」
「我らは用無しになっても天に還るだけじゃが、人間が天に昇るには案内がいないと行けぬのに、
それを知らぬ者が多くなったものじゃ。」
「昔は全て神からの恵みと米だ野菜だと持ち寄り、足しげく手を合わせに来た者がたくさんいたのぉ。」
「今や人のためと言いながら自分だけの思いが強き者が増えた。ご利益ご利益と自分が何者かも知らぬて、参りに来たらご利益もらえたと喜ぶ。」
「神も神と名乗りて悪行に手を貸すものもいる。人ならなおさらの事。」
天照『皆様、ご準備はよろしいですか?』
「おぉ、天照殿。此度は呼んで下さりありがとう存じます。わしらはわしらのやり方でやらせてもらいますわ。そこのもの(琴)からの依頼じゃな。まずまずだ。そこのもの(皇子)は何をするものぞ。なるほど。。そしてそこのものがご依頼者か?(お客様)今日はよろしくどうぞ。今日という良き日に呼ばれ、これからの繁栄幸福の手伝いが出来るということ。ありがたく感謝致す。」
「さぁさぁ、縁もたけなわ。せっかく集まったのだからきっちりお仕事励みましょうや。」
「張り切るだけの価値のある仕事じゃ。アリの子一匹邪魔されることなくきっちりやらねば。」
天照「お願いします笑」
「天照も笑っておる笑。良き日じゃ。」
という会話後、神々の恩恵を受けての施術が施されました。