お稲荷さんといえば『キツネ』を思い出す人も多いはず🦊
お稲荷さんの語源は『稲(い)生(な)り』で、稲の豊穣を守る神様です。
これが『稲荷神』です。
稲のような食物を司る神を古くは
「御饌津神(みけつがみ)』と言ったそうです。
この神名に「三狐神(みけつがみ)』の字をあてたので、いつしか狐が稲荷の神使いになったそうです。
この他にいくつか伝承があり、
・狐は野ネズミを襲うので、狐が稲の守り神になった。
・2000年以上昔、京都伏見の地に狩猟民たちがいましたが、狩猟民たちは山の狼を神の使いとしていましたが、稲作の定着と共に狼は山に追いやられ、代わりに里に住む狐が稲の神の使いになった。
というお話があります。
ところで、、、
琴の土地浄化施術には様々な動物の神様もお呼びしますが、なぜ狐か⁉️
それは、霊的な存在への働きをしてくれるのがお狐様だからです。
よく、狐憑きや狐に祟られるなんてお話は聞いたことがあると思います。
このような狐を「野孤(やこ)」と言います。
動物の魂階級の話をすると、一番下の低級霊として扱われています。
全てのお狐様がそうではなく、九尾の狐のいわれる尾が9本ある狐は特殊な霊力を持ち、人の心を読み取り悪霊や邪気に対して非常に強い懸念を持ち退治するというものもいます。
この他に、天狐・空狐・気孤など様々な狐神がいます。
今ここでお話する狐様は、野狐を扱う狐様。
なぜ野狐が低級霊なのか、人に影響を及ぼすかというと、
動物霊の中で人間に一番身近でずる賢いという理由から、狐が身近だったこと。
また、思いを念として持ちやすく、その由来は様々ですが、狐をいじめると必ず仕返しに来る!なんていうお話があるように、人に意地悪をしたり災いや不幸をもたらしたり、執着という点で恨み辛みを持つということで、人に近い念の存在とも言われています。
そして、施術に呼ぶ狐様は、その野孤ではなく九尾の狐の配下にあるお狐様で、尾が7本の狐です。
琴がある神社に行った時に話しかけてきた狐がいました。
その狐は言います。
「何か困ったことがある時には、私を呼びなさい。」
その場所は稲荷神社として有名なところでしたので、別に不思議な感じはありませんでしたが、怪しさMAXではありました😅
その時に別の狐様が出てきて、こう言いました。
『お前は狐を操る。悪霊、邪気、邪念、邪想持つ者全てお前の元に引き寄せられる。そのためにはいつも狐を抱えてよ。いつか役に立つ。』
と言われ、へぇーそうなんだ?なんて思っていましたが、昔からお祓いに行くと「あなたには狐が憑いてます。気をつけなさい。」と良く言われていたことを思い出し、なるほどね!と納得しました😅
それからは、狐が憑いているとは言われなくなりました笑笑
今思えば、この時の狐様は9尾の狐様だったかも知れません😅(色は白くて尾がたくさんあった!)
そして、この7尾の狐様。
低級霊と言われる野狐を使い、土地に根付く想念や邪気邪念を消してくれるお役目があります。
そのためにお呼びした狐様でした✨
大変助かります♪
今回は、狐様のお話でした✨
次回は、狐繋がりで『9尾の狐』のお話✨