『薬師如来』とは、五智如来の東方、浄瑠璃世界の教主。※浄瑠璃世界とは『現世』のこと。
十二の大願を立てた、人の病患を救うと共に悟りに導くことを誓った仏。
古来、医薬の仏として信仰されています。
阿弥陀如来が西方で『あの世』の教主。
薬師如来は東方で『この世』の教主。
『あの世』と『この世』がこのお方たちに守られています✨
そんな『薬師如来』から琴が聞いたお話✨
人は自ら『人を治す術』を知っています。
そして、それらは『全て身体』が知っています。
子供がケガをした時。
「痛いの痛いの飛んでいけ!」と言われたことはありませんか?
そして、痛みの箇所を撫でてもらったりしたでしょう。
母は言葉で痛みを軽くし、手で撫でてさらに痛みを軽くします。
言葉は全てにおいて癒しであり、手はさらに温もり思いやりを直に伝える特効薬と言えるでしょう。
悲しんでいる人の肩に手を置く。
その人の優しさが伝わり心癒されます。
辛く苦しんでいる人、落ち込んでいる人。
様々な苦悩には、そばにいてくれる人や仲間の「言葉」と「温もり」は心に浸透する薬そのもの。
頭はどう対応するかを考え、
顔は表情で心配や慰めを表現します。
身体は全てを受け止め、
足は傷つき心病む者の場所まで自分を向かわせる。
そして皆願います。
早く良くなってほしいと。
その思いが一番の薬。
心から願うこと。
そこにある思いやり。
そこにある優しさ。
思いが迷子にならぬよう
いつも私は皆を見守っていましょう。
ということです✨
優しさ思いやりでいつも心から接することを心がけたいと思います。