『アマノウズメノミコト』で有名なお話は、「天岩戸」のお話。
弟スサノウの傍若無人な行動にショックを受け、天岩戸に隠れた天照大神。
その天照大神を天岩戸から引き出すためにアマノウズメは体を張って踊り出し神々の笑いを誘い、天照大神を天岩戸から引き出すことに成功したという。
この時、天照を岩戸から引き出し縄を張ったのが『注連縄(しめなわ)』
天照が神々の笑いが気になり岩の隙間から外の様子を覗いた時に使った鏡が、3種の神器のひとつ『八咫の鏡』です。
そして、これら一連の出来事が『祭』の始まりと言われています。
祭とは、穢れを祓う神事です。
この穢れとは『怒・苦・悲・憂・恐』の感情で、この感情こそが問題を起こす根源であり、この感情を取り除くことこそが【祓いと禊】であると言われています。
祭りでは踊りと歌、そして笑顔がありますが、この状態を「清らかな状態」と言います。
【祓いと禊】で清らかな状態にすること。
これがお祭りが神社で行われる理由のひとつです。
ではここから、『アマノウズメノミコト』から琴が聞いたお話✨
人はいつでも顔明るく心豊かに、常に朗らかであるもの。
心の本気は、時には厳しく相手の心を揺さぶります。
ですが、本気が響いた時には必ず浄化が始まり、それが涙となり心の安らぎを得たとき、人は笑顔になります。
辛く苦しい時には、穢れが心を蝕み笑顔が消えます。
いつ何時でも心が豊かであることは、人も自分も救います。
笑顔でいること。
笑顔があること。
幸せとは心が持つ『本気』の思いから得るもの。
嘘偽りの無い穢れなき思いが自分も人も幸せにします。
いつ何時も笑顔でいることを大切になさい。
いつ何時も笑顔を見られることに感謝しなさい。
その時あなたは幸せに気づき、相手も幸せなのだと噛み締めることでしょう。
とのことです✨