『ウカノミタマ』とは、『お稲荷さん』のことです。
お稲荷さんのお話は以前にも書きましたが、その時は「七尾の狐」と「九尾の狐」のお話でしたが、今回はお稲荷さんの『ウカノミタマノカミ』と呼ばれる神様のお話です。
○七尾の狐と九尾の狐のお話はこちらから↓↓↓
☆七尾の狐のお話🦊
https://k-aswell.com/contents_478.html
☆九尾の狐のお話🦊
https://k-aswell.com/contents_479.html
『ウカノミタマ』とは、全国の稲荷神社で祀られる神様。「お稲荷さん」と呼ばれ親しまれています。
名前な「宇迦(うか)」は食(うけ)と同じ意味で食物の事をさし、八百万の神の中で最も有名な食物神です。
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就の神として広く信仰されています。
古事記では、
父神にスサノウノミコト
母神にオオイチヒメノミコト
と言われています。
そんな『ウカノミタマノミコト』から琴が聞いたお話✨
食べ物の中で何が一番自分の体に合っているか知っていますか?
そして、何が一番好きですか?
「合っているか?」と問われると、皆答えられませんが、「好きか?」と問うと答えられます。
食とはそういうもので、好き嫌いがはっきり分かれるものです。
中には食べ物に興味がない人もいます。
こだわらない人もいます。
人にも好き嫌いがあり、興味やこだわりを持たない人もいますね?
そこにあるのはご縁で、そのご縁を自らの好みや思考で決めているのが人間です。
そして、食とは生きるための糧であり、とても大切なもの。
それを好き嫌いで判断し、こだわりで人を抑圧する人や、好き嫌いは別として、こだわりを持たず目の前にあるもので満たす人。
人とは様々な生き方をします。
どちらも「何か」の理由をつけていますが、食することに何ら変わりはありません。
これは、皆同じことをやっているだけのこと。
米は、美味しくなろうや大きくなろうとはしません。野菜も同じこと。
ですが、天候や世話の仕方で美味しくなったり大きくなったりします。
これは、携わるものに左右されます。
人も同じこと。
関わる人の影響を受け、嫌いな物を好きになり好きな物が嫌になったり、こだわりを持たない者が好きな物を見つけたり、嫌いな物に出会ったりします。
人は人の影響を受け、自然のものは自然のものの影響を受け、皆生きています。
生きることも人も自然も同じこと。
同じものを持っているのに、考え方が少しだけ違うというだけで「同じ」ではなくなります。
ですが、その違いがあるおかげで人は人らしい「個性」が見えてきます。
嗜好も同じこと。
食べ物も同じであっても、条件の違いで旨味甘味が変わり、嗜好に合う「人」に食されます。
これもまた自然の個性。
皆選ぶことをやり、そこに選ばれるのが自然です。
神も同じこと。
こうして皆何かを選んで生きています。
そこにあるのが、幸せであり、願いを叶えるために生きている証。
皆定められた運命の源で生きています。
その運命を全うすべきは「生きること」。
自分に合う『食』を探すことは生きる上で大切です。
目標を持つこと、希望を持つことも大切ですが、食は人の輪を広げ、また心を満たすもの。
その背景には自然があり、その自然には神が宿っています。
皆が生きるために、常に神々が生きるための手助けをしています。
皆、神の恩恵の源である自然に生かされているということ。
そして、その自然があるから神も存在するということ。
神含め皆、全てのものから守られ生き、存在しているということを思い出してください。
自分のことは自分で選ぶ。
皆、自ら選ぶ全てのことで幸せになりますよう。
ということです✨
食べ物大事〜😍
食べ物感謝🎵
生きてるうちにしか美味しいもの食べられないから〜❣️
自然大事🌿
神様ありがとう✨